Heart Trail
−HeartTrail −
今日はSteveは仕事ということで、3人で走ることに。
フラッグスタッフ最後のライディングとなった。
7、8日とは違ったトレールへ行くことに。
車で移動しそのTRAIL HEADへ行く。そして出発。
最初は緩やかなジープトラック&ダブルトラックを登っていく。
Steveがいないので、先頭を息が上がらない程度で引く。
ここをしばらく登り、初日下ったLittleBearを逆に登り、
HeartTrailという厳しい下りを挑戦することになっている。
今日はなんだか体が少し重い感じがする。アメリカに来てから3日になるが、夜が熟睡できないのだ。
明け方くらいまで起きてしまっている。これがいわゆる時差ボケらしい。
日本で熟睡できないなんてことはないので、そうなんだろう。
途中の景色は広大ですばらしい。周りを眺めながらゆっくりと登っていく。
しばらくすると初日下ったLittleBearの下り終わった所の分岐点に来る。
ここからの登りは大変だろう。下りは結構ハードだったと思うから。
所々に岩が剥き出しになっていて、ライン選んで上っていく必要があった。
しかしこれが以外と登りやすく、ほぼ100%に近い乗車率で登りきった。
次にHeartTrailに向かうTrailを進んでいく。
これまた登りで、少し登っていくと道が狭くなり、岩がごろごろした急な登りがあった。
これは相当注意してラインを見つけて登らねばと、慎重に登る。
岩の隙間を縫うようにコース全体を使う。何とか登りきれた。
しかし、フラッグスタッフは岩の多いコースが多い。
アメリカといえば、スムースなコースを予想していたので、ここはアメリカでも特殊なんだと思う。
またしばらく登っていくと前方が開けてくる。登りきったようだ。広大な景色が広がる。
アメリカの広大さがよくわかる。
ここからの下りがHeartTrailだ。ガレた入り口が見える。
看板には「乗馬はお勧めしない。」みたいなことが書いてあった。相当きついそうだ。
ゆっくり下り始める。ガレていてシングルなので前輪が脱輪しなように注意する。
上半身はリラックスし腕の力を抜く。しはらくするとスイッチバックが現れた。
この手のスイッチバックは日本のトレールにもあるが、コースがだいぶガレている。
一つめは足をついたがその後はなんとかクリア。
周りを見渡すとこれまた絶景!何度か止まってみんなで写真をとった。
HeartTrailはかなりハードな下りだった。コースを踏み外せば谷に落ちていっていまう。
後でダウンダウンのバイクショップでHeartTrailへ行ったことをいうと「ワォ!」という返事が返ってくる。
ローカルの間でも危険なコースということだ。そんな下りを走れて満足であった。
− フラッグスタッフとのお別れ −
ライディングの後は、ダウンタウンでここ3日分の洗濯をし、昼食をすませて、またSteve宅へ行く。
Steveは仕事中であった・・・が、僕たちがくるやいなやビールを持ち出してきて
仕事そっちのけでまたT氏と自転車の話をしていた。ビールがほんとに好きみたい。
Deniseが僕にCOCONINO CYCLESのTシャツをくれた。サイズは「Youth L」。
「L.B.は小さいからこのサイズでぴったりね!」とDenise。
小さいことはネタになるもんだ、日本でもアメリカでも・・・。
なんだかんだで時間も8時くらいになって、みんなお腹もへってきたので、
みんなでダウンダウンへご飯を食べに行こうということになった。
Steveお勧めのタイ料理屋へ行った。メニューは大体わかる。
ライスヌードルがあったので、フォーみたいなものかなと思いそれを注文した。
スープ入りのあっさりしたものが食べたかった。
しかし来たのは、チリソース味のコテコテのライスヌードルの焼きそばみたいなものだった。まあでもいいか。
Steveが「チョップスティックあるよ」と教えてくれたので、店員に頼みもらった。
久しぶりに日本食をたべるようだった。みんなで注文したのを回しながら、これはおいしい!とか言いながら、
みんなで楽しく食べた。Steveは結構飲んで、すごくいい気分といった感じ。
フラッグスタッフ、Steve、Deniseとも今日で最後となる。
タイ料理屋を出てからも、Steveはまだ飲みたい〜といっていたが、Deniseは少しご機嫌斜め。
Steveが飲みすぎてるからだ。結局ここでお開きとなった。
最後に4日間ありがとう、お世話になりましたとSteve、Deniseに挨拶。そして2人がハグしてきた。
ジーンときた。たった4日間だったけどSteve、Deniseにはすごくよくしてもらった。
明日はフラッグスタッフを発つ。