フラッグスタッフ2日目

フラッグスタッフ2日目のトレールへ −

今日は、昼からSEDONAというところへ行こうとSteveが誘ってくれた。
是非走ってもらいたいみたいだ。SEDONAはフラッグスタッフから車で1時間ほどのところで、
昼間は暑いということで、夕方3時くらいから行こうということになった。


朝の早いうちに、昨日走った付近を走ろうということになった。
早く行って午前中に終われば、雨に降られなくて済む。


7時にモーテルに昨日同様迎えに来てきれる。昨日と同じTRAIL HEADに到着。

途中まで同じ道を進んでいく。途中で進路を変え、なだらかなシングルのスムーズなトレールを走る。


シングルといっても日本のように周りが森林ではなく、コース幅がシングルということで、周りはハゲ山だ。
すごくアメリカらしいトレールだ。クロカンの練習にもってこいのコースだと思った。

Steveが言うには、ここでレースも行われるそうだ。レースにぴったりのコースでもある。
Sreveの後とついて登る。昨日よりだいぶ心拍があがらず、慣れてきた感じだ。
後をついていくのはそれほどしんどくなかった。


しばらくすると次のセクションの入り口がある。そこからはロックセクションらしい。
岩だらけの登りで、非常にテクニカル。僕はたまらず、フロントをインナーに入れる。
Steveはシングルギアなので、34×20でグイグイ登っていく。信じられない。
ほぼノーミスで登って行った。僕は2ミスくらいで登りきる。それにしてもSteveはすごい。



次のセクションまでジープロードを登る。登りきったところで標高を聞くと、3000m位らしい。
もう呼吸は慣れた。下りのセクションに入る。ここも岩が多い。

下り始めてすぐ、岩に前輪タイヤがかすった。「シュー!」チューブレスタイヤがパンクした。
見て見るとサイドのリム付近が少し切れている。岩と挟まったんだろう。仕方なくチューブを入れる。



Steveから「次は気をつけるんだ!」と言われる。ここからはロックセクションの下り。
岩と岩の間にうまく前輪を入れてクリアしていく。途中大木が倒れており、そこに橋が渡してある。
何回かはうまく越えられたが、一回は前輪が外れてこけた。それにしても面白い。


しばらくするとなだらかな下りになる。しかし岩は多い。Steveについてぶっとばす。
その途中アクシデントが!。鈍い音がしてディレイラーがおかしな場所にある。岩にヒットしたようだ。

ディレイラーはリンク部分から引きちぎられ、エンドは無残にも曲がってしまった。
致命的なダメージだ!SteveやT氏に見てもらう。
シングルギアにするしかない。なんとかシングルギアにして、ライド再開。


しかし登りでチェーンがちぎれる。再度チェーンをつなぐが、チェーンラインが合わない。
仕方なくその状態で走る。途中ギアが変速していまい。チェーンがパンパンになってしまう。
そのたびホイールをはずしてチェーンを一段軽くする。


コースは終盤とはいえアップダウンがしばらく続く。
登りは押して、下りはペダリング無しで下る。
当然最後にゴール。


一旦帰り、Steveとメキシコ料理屋で昼食の後、
バイクショップを教えてもらい、ディレイラー、エンド、チェーン等を調達しに行った。



エンドが同じものがない。
Steveが「大丈夫、俺が加工してつけてやる」と。Steveの工房にもどり、加工してもらい、
問題なくエンドが復活した。Steveに感謝感謝!彼がいなければ、ライドはもうできなかっただろう。


ディレイラーもショップで買ったのだが、ディオーレが50ドルもした。高すぎる。
シマノパーツはアメリカでは高いらしい。



そして3時過ぎになってSEDONAへ向かうことになった。しかしこの頃から雨が強く降り出した。
とりあえず、1時間程かけてSteveとSEDONAへ向かう。

Deniseは仕事らしい。彼女は地元の病院の看護婦さんだ。


現地に到着するが、雨わしは依然として強い。Steveの知っているバイクショップで雨宿りすることに。

Steveは結構有名人らしく、ショップの人たちといろいろ話をしていた。そして僕達も紹介してくれた。


カーペンターのSteveも仕事が終わって来てくれた。
しかし雨がやむ様子もなく、しかたなくSEDONAはあきらめることに。

SEDONAは岩盤のコースでドロップオフも多いとのこと。
だから雨では危険という判断だった。仕方ない。


Steveと別れ、帰って夕食にいった。アイリッシュバーみたいなところへいった。
T氏Y氏のもうひとつも目的でもあるおいしいビールを飲む為だ。
僕は余り飲めないので、普通に食事をした。バーガーを頼んだんだが、ハンバーグがやたら厚い。
量が多すぎる食べるのに苦労した。



そして町をぶらつき、モーテルの帰った。
明日はSteveは仕事らしいので、3人でトレールを走る予定だ。